高千穂河原と古宮2日目は高千穂の峰に登るために高千穂河原に行こうと思ったのですが、路線バスは土曜日と日曜日しか運行していないのでした。えびの高原ホテルの方に相談してみると、なんと高千穂河原まで送ってくれるとのことなんと親切なんでしょう。 来るまで、桜の咲く道をゆっくりと下って行きました。 えびの高原から約40分で高千穂河原に着きました。 鳥居の向こうに高千穂の峰が見えます。 鳥居をくぐって歩いて行くと、すぐに古宮に着きました。 高千穂の山を背にして堂々と立つ鳥居は壮観です。 何かしら凄いパワーを感じました。 心から落ち着く雰囲気で、力強い何かがあふれ出てくるような…。 ここは、昔の霧島神宮の址です。 霧島神宮ははじめ、高千穂の峰と御鉢(噴火口)の間にありましたが、約1400年前の噴火により、焼失してしまいました。 その後、この地に再建されましたがそれも約100年前の噴火のため燃えてしまいました。 その後、霧島町の「待世」に移されましたが、今の霧島神宮はおよそ480年前に現在の地に建て替えられたものです。 それで、ここは今は神社はないのですが、霧島神宮古宮跡斎場として残っています。 看板がありました。 高千穂の峰は神様の宿る山なのです。 毎年11月10日は、高千穂峰と霧島神宮古宮址で、天孫降臨御神火祭という火祭が行われています。 神社の方がここと、高千穂の峰の頂上で祭祀を行われるのです。 ここは、ちょっと他にはない大変厳かな感じがします。 空気が凛としているだけでなく近寄りがたい神々しい雰囲気です。 ニニギノ尊が火を燃やして目印にしたとのことから、祭祀のときにはここで火を燃やします。 さて、古宮を後にして高千穂の峰に登ることにしました。 これは、まさに山登りです。 ストックと手袋は欠かせないですね。 私は、途中で何度かめげて断念しそうになりましたが、先輩に励まされてなんとか登り続けたのでした。 下で見ているのと違って凄いがればです。 後ろを振り向くのが恐いです。 吸い込まれそうで、足がふるえそうです。 御鉢の中から噴煙が立っています。 この辺りは、下からの地熱と噴煙の熱で熱いくらいです。 御鉢から少し下ると、鳥居が見えてきました。 ありました、一番はじめに神社があった場所です。 高千穂の峰と御鉢の間にあります。 ここなのですね。 さあ、高千穂の峰はもう少しです。 もう足がガクガクで思うように動きませんが最後の力を振り絞って登っていくことにしました。 次回は高千穂の峰の山頂です。 360度の絶景です。 良かったら読んでくださいね。 ジャンル別一覧
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